タイガース・ロドリゲス4打点 大谷はまたもノーヒット

【エンゼルス3-10タイガース】@コメリカ・パーク

タイガースは「5番・二塁」で先発出場したロニー・ロドリゲスがサイクルヒット達成まであと本塁打だけに迫る3安打4打点の大活躍でチームを牽引。5番のロドリゲスから9番のジャコビー・ジョーンズまでの5人で9打点を叩き出し、10対3でエンゼルスを破った。ロドリゲスは1点ビハインドの1回裏に逆転の2点タイムリー三塁打、3回裏にタイムリー、5回裏にタイムリー二塁打を放って3安打4打点の大活躍。その後もタイガースはジョン・ヒックスのタイムリー二塁打やジョーンズの2号2ランなどで着実に追加点を奪い、試合の主導権を握った。投げては、先発のマシュー・ボイドが6回3安打1失点の好投で今季4勝目をマーク。エンゼルスは先発のタイラー・スキャッグスが5回途中8失点(自責点7)と打ち込まれ、復帰2戦目の大谷翔平は3打数ノーヒットに終わった。

前日の復帰戦に続いて「3番・指名打者」で先発出場した大谷だったが、またしてもバットから快音は聞かれなかった。タイガース先発のボイドに対して初回の第1打席は3球で見逃し三振に倒れ、3回表二死二・三塁のチャンスで迎えた第2打席はサードゴロ。6回表の第3打席は死球を受けて出塁したものの、8回表の第4打席はタイガース3番手のジョー・ヒメネスの速球に対応できず、空振り三振に倒れた。復帰後2試合での成績は、9打席で7打数ノーヒット、四球1、死球1、三振4という内容。チームの方針でマイナーでのリハビリ出場を経ずに戦列復帰を果たしたが、試合勘を取り戻すにはもう少し時間が掛かるかもしれない。

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