「人ならではのサービス」の充実に向けてJR岡山支社が体制変更――近隣の駅係員が周辺駅を巡回、みどりの窓口は一部営業終了

JR岡山支社は5月9日、駅の運営体制を見直し「人ならではのサービス」の提供に注力できる体制に変更すると発表した。

本格的な人口減少社会の到来に向けた対応として、「みどりの券売機プラス」などの高機能券売機の設置、ICOCAエリアの拡大、ネット商品の拡充など乗客が自分自身で快適に利用できる環境の整備が進められており、一方で駅係員はみどりの窓口や改札口において一人一人の乗客のニーズに合わせた対応を行っていた。

今回の体制変更では、みどりの窓口の営業を終了し、近隣の駅係員が周辺駅を巡回してサポートする体制を構築するという。

対象駅

山陽線 和気駅係員:山陽線 三石~万富駅間、赤穂線 寒河~香登駅間
山陽線 瀬戸駅係員:山陽線 上道駅
山陽線 笠岡駅係員:山陽線 里庄駅

実施日

2019年6月1日(土曜日)から
※注釈:山陽線 熊山駅、万富駅、上道駅、里庄駅のみどりの窓口および赤穂線日生駅のきっぷうりばは、5月31日をもって営業を終了する。

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