北朝鮮の4日発射は弾道ミサイル

米政府が見方伝達、発表は保留

©一般社団法人共同通信社

北朝鮮が飛翔体を発射し、報道陣の取材に応じる岩屋防衛相=9日夕、防衛省

 北朝鮮が4日に発射した飛翔体に関し、米政府が国連安全保障理事会決議に違反する「弾道ミサイル」だったとの見方を日本側に伝えていたことが9日、分かった。公表した場合、トランプ米大統領が継続の意向を示す米朝交渉の土台が崩れかねないため、発表を保留する考えも伝達した。複数の日米関係筋が明らかにした。

 弾道ミサイルだとの見方は、国防総省を中心とした分析結果に基づく。最終結論ではないものの、米側は覆る可能性は低いとの認識を日本側に示唆している。日本は当分の間、対米配慮の観点から対外的に「分析中」(岩屋毅防衛相)との説明を強いられそうだ。

4日、北朝鮮が発射した飛翔体(朝鮮中央通信=共同)