【MLB】ダルビッシュ、復活の鍵はシンカー? 米記者「フォーシームの制球が安定しない」

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カブス・ダルビッシュ有【写真:AP】

過去4年間でフォーシームのストライク率はワースト

 カブスのダルビッシュ有投手が前回登板4日(日本時間5日)、のカージナルス戦で自己最多数のシンカーを投げていたことをMLB公式サイトが伝えている。

 ダルビッシュは前回登板で勝敗こそつかなかったが4回0/3を6安打5四球4奪三振、今季ワースト5失点で降板。本拠地でブーイングを受けるなど苦しい投球だったがMLB公式サイトはある変化に注目した。

「ダルビッシュはシンカーが復活の助けとなることを望む」

 こう見出しを付け2015年にスタットキャスト導入後の先発登板でシンカーの球数が自己最多だったことを言及し「今季のシンカー率は7.2%から14.7%に上昇した」とレポート。女房役のテイラー・デービスが「彼は本当にシンカーを投げたがっていた。それが自分が必要としているものだと感じていたんだ」と語っているコメントも紹介している。

 MLB公式サイトのジョーダン・バスティアン記者は自身のツイッターで前回登板のダルビッシュのシンカー率が「81球中51球(63%)投げた後、今季7.2%から14.7%に上昇した。彼は今日、今季フォーシームの制球が安定しないことを受け、シンカーをストライクを奪う球として自信をつけたいと考えていることを語った。これが彼の2019年の内訳」と綴り、過去4年のフォーシームのストライク率を伝えた。

2019年 54.2%
2018年 60.9%
2017年 66.9%
2016年 64.8%

 直球の精度がまだ不安定なことをうけ、ダルビッシュ自身も試合を作っていくボールを模索中だという。その中の一つがシンカーであり記事でも「シンカーでストライクを奪うことにより自信を得たと信じている。そうすれば、カットボールとスライダーに頼りすぎなくてもよくなる」と言及している。

 ここまでの成績を見れば本調子とは言えない内容だが、試合を通して一つずつ課題を修正していくダルビッシュ。次回はファンからスタンディングオベーションを受ける投球を期待したい。(Full-Count編集部)