深田恭子×瀬戸康史でラブコメ! 泥棒一家と警察一家の“ロミオとジュリエット”に!!

フジテレビ系で7月にスタートする連続ドラマ「ルパンの娘」(木曜午後10:00、開始日未定)に深田恭子が主演することが決まった。

原作は2015年8月の発売以降、ロングセラーとなっている作家・横関大氏による同名小説。深田が演じるのは、泥棒一家“Lの一族”の娘で家族の誰よりも盗みの才能を持つものの、家業を継ぐことを拒み、素性を隠して図書館司書として働く三雲華。悪党しか狙わないことをモットーとしている“Lの一族”だが、盗みの計画の先には泥棒逮捕を仕事とする華の恋人・桜庭和馬が関わっており、ピンチに陥った和馬を救うために、華は葛藤しながらも一家の泥棒の手助けをしてしまう。

警察一家の息子で、華を“Lの一族”とは知らずに真剣交際をしている刑事・桜庭和馬を演じるのは瀬戸康史。華が警察の人間ではないという理由だけで、両親から結婚を反対されている和馬は、捜査一課への異動を条件に両親に華との結婚を認めさせるべく、誰もその素性を知らない泥棒一家“Lの一族”逮捕で手柄を立てようとする。

泥棒役を演じる深田は「演じるのは泥棒ですが、登場人物それぞれが真面目に生きていて、それが面白く見えるといいと監督がおっしゃっていましたので、三雲華という女性が持つ、泥棒なんてやりたくないと図書館司書として普通に働く“昼の顔”と、盗みの才能に恵まれてどこかで血が騒いでしまう“夜の顔”という二面性をしっかり演じ分けられたらなと思います」と意気込みを語った。

恋人役の瀬戸とは「TOKYOエアポート~東京空港管制保安部~」以来およそ7年ぶりの共演となるが「7年前から既に凜とされていた印象なのですが、昨年『隣の家族は青く見える』のスタジオ撮影をしていた際、瀬戸さんがお向かいのスタジオで『海月姫』を女装姿で撮影されているところでごあいさつさせていただいて、瀬戸さんは本当にいろいろな役を演じることができる方だなと思いました。瀬戸さんの女装姿が奇麗すぎて、遠くから見た時には奇麗な女性だなと思っていた」とふり幅に驚いている。

その瀬戸は深田について「深田さんがいらっしゃると現場が明るくなります。まさに“華”があるからだと思います。いつも謙虚で優しい心を持っていて、誰に対しても対等に接してくださる深田さんは、華そのものです。さらに、泥棒として振り切った深田さんが見られると思うと楽しみでなりません」と期待を寄せる。体重を10kg増やして刑事役に挑むが、「僕が演じる和馬は何事にも全力で取り組む、面白いくらい真っすぐな人間です。そしてさまざまな事件に巻き込まれ、運が良いのか悪いのか解決していきます。監督からは、現代版『ロミオとジュリエット』を真剣に演じてくれれば絶対面白くなると力強い言葉をいただいたので、信じて頑張りたいと思います」とアピールしている。

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