ロアッソ熊本・FW三島康平 183センチの長身 空中戦に自信

©株式会社熊本日日新聞社

◇みしま・こうへい 浦和市(現さいたま市)出身。趣味は映画観賞で、お気に入りの「スター・ウォーズ」シリーズは「全作品見ている。3回鑑賞した作品もある」。妻(32)とともに小国町の鍋ケ滝や熊本城などの観光地を巡ることも楽しみの一つ。

 長野との開幕戦で、いきなり存在感を見せつけた。身長183センチのFW三島康平(32)はクロスに素早く反応してジャンプ。相手DFに体を寄せて抑え込み、頭でボールを落としてFW原一樹の得点をお膳立てした。「空中戦には自信がある。アシストやゴールでチームのJ2昇格に貢献したい」と意気込む。

 J2通算168試合で28得点し、このうち水戸と松本に半年ずつ所属した2016年は12ゴール。サイドからのクロスやフリーキックに対し、ニアサイドへ飛び込む得意のパターンで量産した。

 小学1年から競技を始め、地元の強豪・浦和東高で守備的MFとして活躍。駒大に進み、2年時にFWに転向した。「全日本大学選抜メンバーで不在がちだった先輩の代わり。最初は違和感しかなかった」と笑う。それでも、前線からの献身的な守備や空中戦の強みを生かしてレギュラーに定着。3年時には自身も大学選抜に入り、プロ注目のFWに成長した。

 4年半在籍した水戸では計25ゴールを挙げ、チームの中心選手に。しかし、プロ第一歩を記したJ1神戸や、昨季まで在籍した松本では、故障もあって思うような活躍ができなかった。

 熊本でも開幕戦後、左太ももの肉離れなどで離脱していたが、8日から練習に完全合流した。「自分の持つ高さを生かし、攻撃のバリエーションを増やしたい」。3連勝と上昇気流に乗りつつあるチームに勢いを加えるつもりだ。(植山茂)

(2019年5月10日付 熊本日日新聞朝刊掲載)