【熊本県感染症情報】百日ぜき、7人報告

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 熊本県が9日、公表した4月22~28日、29日~5月5日の感染症情報によると、県内医療機関から計7人の百日ぜき患者が報告された。連休中に感染した病気が潜伏期間後に発症することもあるので、県健康危機管理課は「体調を崩したら早めに医療機関を受診して」と呼び掛けている。

 百日ぜきは患者全数の把握が義務付けられた感染症で、今年は77人が発症している。呼吸ができなくなるほどの激しいせきを伴い、乳児は死亡するケースもある。主に気道の分泌物から飛沫[ひまつ]感染し、潜伏期間は最大で3週間程度。ほかにも潜伏期間が長いはしかやデング熱など海外で感染する可能性がある疾患も多く、体調変化への注意が必要という。

 報告された全数把握の感染症(2週合計)はほかにレジオネラ症とカルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症、梅毒、風疹が各1人。

 4月29日~5月5日の定点観測で報告が多かったのは、感染性胃腸炎(50定点)が296人減の180人、手足口病(同)が36人減の50人、インフルエンザ(80定点)が28人減の41人だった。(松本敦)

(2019年5月10日付 熊本日日新聞朝刊掲載)