国産SUV用からコンパクトカー対応ホイールまで様々! O・Zジャパンが誇る最新オススメホイール【Vol.3】

セカンドブランドからコラボモデルまで オススメホイールを一挙紹介

世界中で多くのユーザーを魅了し続けるOZが生み出すホイールたち。今回もOZジャパン代表取締役の内山晶弘さんがチョイスしたオススメホイールをご紹介していく。

Vol.3では、レースシーンのイメージが強いOZとは一味違うSUVやミニバン向けのホイールや、セカンドブランドのモデルを中心に解説したい。

国産SUVにも対応! ダイナミックさが光る「Montecarlo HLT(モンテカルロ HLT)」

OZ
O・Z モンテカルロ HLT

OZブランドのホイールの中でもラグジュアリー系の車両にマッチする、シンプルかつダイナミック、スタイリッシュかつスポーティなカリスマ性をデザインしたのがこのモンテカルロHLTだ。

センターからダイナミックなパワーを描くコンケーブスポークが目を引くが、そのスポークにはオリジナルのローレット加工が施されており、アーバンでエネルギッシュなコントラストを生み出し、唯一無二の個性を印象付けてくれる。

また、インナーリム部のアルミ分子組織を均一に引き延ばす革新的技術「フローフォーミング製法」を採用し、鋳造ホイールながら鍛造ホイール同等の強度や剛性、伸びや絞り、耐衝撃性などの高度な品質を実現している。

さらにリムを引き伸ばし肉薄化することで軽量化も達成。OZブランドにふさわしいハイパフォーマンスホイールに仕上がっているのである。

気になるサイズは19インチ、20インチ、そして22インチが用意されており、ポルシェ・マカンやカイエン、レンジローバースポーツなどのハイパフォーマンスSUVはもちろん、アルファード/ヴェルファイア、CX-8などの国産ラグジュアリーミニバン、SUVにも対応している。

リーズナブルでありながら高いデザイン性を実現「MSW27(エムエスダブリュー27)」

OZ
O・Z MSW27

OZが展開するセカンドブランドであるMSW。ブランド名はMotor Sports Wheelの頭文字を取ったものであり、1985年から存在している歴史のあるブランドなのだ。

もちろんセカンドブランドとはいえ、“designed by OZ“の表記が現す通り、デザインに抜かりはない。

今回紹介するMSW27は、その中でも輸入車に特化したサイズラインナップを持つモデルだ。ホイールのサイズは17インチと18インチということで、コンパクト~ミドルクラスが適合の中心となっている。

P.C.D.は120、112、108となっているため、メルセデスベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、プジョーシトロエン、ルノーカングーなどにベストマッチするだろう。

このサイズながら価格は34,000円~40,500円と非常にリーズナブル。

しかしデザインは前述のようにOZによるイタリアンデザインを採用し、マットダークチタニウムをベースにリムとディスク部の一部を切削加工した流行のデザインとなっているため、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるだろう。

スパルコとコラボしたホイールはメッシュデザインを採用「Procorsa(プロコルサ)」

OZ
O・Z プロコルサ

OZはこちらもイタリアのメーカーであるスパルコとコラボレートしたホイールも手掛けている。

本家スパルコブランドはレーシングスーツやグローブといったレーシングギアを中心にリリースしており、F1やラリーのスポンサードも行っていることからも分かるようにモータースポーツ色の強いブランドだ。当然、OZが手掛けるスパルコホイールもそのキャラクターを受け継ぎ、スポーティなデザインのものが中心となっている。

今回紹介するプロコルサは、スパルコホイールのラインナップで初めてメッシュデザインが採用されたモデルであり、マットダークチタニウムのカラーと相まってスポーティな車種はもちろん、ミニバンやセダンといったラグジュアリー系の車両にもマッチする王道なデザインとなっている。

そしてリム部分にホワイトで彩られたスパルコのロゴが内に秘めたスポーツ魂を静かにアピールしてくれるのだ。

そんなプロコルサのラインナップは、17インチと18インチの2インチが用意され、P.C.D.は欧州車向けの120、112、108のほかに100と114.3も用意されるため、幅広い車種に装着することができる。

[Text:小鮒 康一]

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