アレナード3安打3打点 ロッキーズ悪天候の乱打戦制す

【ジャイアンツ11-12ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

雨や雪が降り続くなか、ロッキーズの主砲、ノーラン・アレナードが初回の10号先制2ランを含む3安打3打点の活躍で打線を牽引。ロッキーズは12対11でジャイアンツとの乱打戦を制した。初回にアレナードとマーク・レイノルズの二者連続アーチで3点を先制したロッキーズは、2回終了時点で大量7点をリードしたものの、先発のカイル・フリーランドが味方の守備のミスもあって4回までに5失点。その後は打ち合いとなり、ジャイアンツは6回表にタイラー・オースティンの2号3ランで8対8の同点に追い付いたが、その裏にロッキーズが3点を勝ち越し、最終的には12対11で逃げ切った。ロッキーズ2番手のブライアン・ショウが1回3失点ながら今季2勝目(0敗)をマーク。ジャイアンツは先発のデレク・ホランドが3回途中7失点でノックアウトされ、3番手のタイラー・ビーディが2回2失点で今季初黒星(0勝)を喫した。

ロッキーズは初回にアレナードの10号2ランとレイノルズの4号ソロで3点を先制し、2回裏にはレイノルズの2点タイムリー二塁打とイアン・デズモンドの4号2ランで4点を追加。しかし、ジャイアンツは3回表にオースティンの1号2ランで5点差とし、4回表にもドノバン・ソラーノのタイムリーなどで3点を返した。ロッキーズは5回裏にアレナードがタイムリーを放ち、リードを3点に広げたものの、ジャイアンツは6回表にオースティンの2号3ランで8対8の同点に。ところが、ロッキーズはすぐさま6回裏にクリス・アイアネッタの2点タイムリー二塁打などで3点を勝ち越し、その後は最後まで主導権を譲らずに1点差で逃げ切った。両軍投手陣が合計16四球を与えるなど、悪天候のなかでの荒れた試合に。ロッキーズのクローザー、ウェイド・デービスは1回3安打2失点と苦しみながらも今季6セーブ目をマークした。

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