Sexy Zone、令和初ライブを前に宣言!「令和の時代にトップをとりたい」

3月16日の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナを皮切りに全国を回ってきたSexy Zoneのライブツアー「Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES」。5月2日の神奈川・横浜アリーナ公演では、開演前に記者会見が行われ、中島健人、菊池風磨、佐藤勝利、マリウス葉のメンバー4人が登場し、令和になって初のライブの意気込みなどを語った。

まずは、中島が「新時代、『あけましておめでとうございます』ですね」とあいさつ。それを受け、報道陣から年号が変わった瞬間の過ごし方を聞かれると、「令和そばを食べていました」と回答。佐藤が「年越しそばみたいな?」と素朴な疑問を投げかけると、中島は「年越しは『ジャニーズカウントダウン』で東京ドームにいるので、その瞬間はなかなか家族と過ごせない。今回は“時代越し”として、家族と令和そばをいただいて、Sexy Zoneはいつもファンの“そば”にいるんだよっていう気持ちを込めました」と“令和そば”について説明した。

それを聞いた佐藤は「時代越しそばを食べるのは、たぶん日本で一人くらいだと思う(笑)」とやんわりとツッコミを入れた。自身は寝ていたということで、「起きてからテレビを見て令和に変わった模様を感じた」と話した。自宅で大学時代の友人たちと過ごしていたという菊池が、「一生忘れない瞬間だと思うから、何かやろうってなって、令和を迎える瞬間にみんなでジャンプ。平成ジャンプしました!」と言うと、マリウスが「僕もこの地球にいなかった」と天然発言。メンバーや報道陣の視線を集めたマリウスは、大真面目な口調で「平成から令和に変わる時、この地球にいないように。スリー、ツー、ワン、ジャンプ!」とその場で跳び上がってみせた。「おまえ、表現が壮大なんだよ(笑)」(中島)、「たぶん、昨日から考えてきたんだと思うけど、それにしては笑いが取れない(笑)」(佐藤)と厳しい指摘もありつつ、会見は終始なごやかに進んだ。

3月にリリースされた6枚目のオリジナルアルバム「PAGES」を引っ提げての今回のツアーは、“人生の1ページになるようなライブ”がテーマ。自分たちの人生を振り返り、これからへの通過点として「お客さんとの一体感をより重視した」と菊池がコンセプトを明かすと、「ファンの方たちのより近くに行きたい」と4人で口をそろえた。中島は「今、Sexy Zoneのファンの皆さんの熱量がすごいんです」とアピールし、菊池も「今回のライブはそれを特に感じています」と続け、最後は佐藤が「僕ら、“時代を創ろうSexy Zone”と言ってデビューしたので、新しい令和の時代にトップをとれるように頑張りたいと思います」と、新時代への抱負で会見を締めくくった。

“ジャニーズらしいライブ”を意識したというステージでは、ファンの近くに降りる仕掛けもあり、初恋がテーマのパートでは小学生のコスプレも披露。全員でのバンド(?)にも挑戦した今回のライブツアーは、5月25日の和歌山ビッグホエールでのファイナルまで続く。

取材・文/幸野敦子 撮影/藤木裕之

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