JA長崎せいひや長崎市などでつくる「長崎びわ産地活性化推進協議会」の白崎純範会長らが9日、長崎市役所に田上富久市長を訪ね、長崎特産の露地ビワ「なつたより」を贈った。
同協議会によると、今年の同JA管内の出荷予想量は過去最高の110トン(前年40トン)、露地ビワ全体では350トン(同220トン)。昨年産は寒波の影響を受け減少したが、今年は天候に恵まれ順調に生育が進んでいるという。
白崎会長は「今年は豊作の年。しっかり販売に取り組んでいきたい」とあいさつした。試食した田上市長は「甘くてみずみずしい」と笑顔。「寒害の恐れは毎年続くので、知恵を出し合いながら長崎の自慢として長くお届けできる形にしていきたい」と話した。
協議会は11、12日、長崎市のベルナード観光通りで直売や試食、加工品の販売がある「びわフェスタ」を開く。今回初めて地方発送用の専用窓口を設置する予定。