鷹2年目の椎野が今季初1軍昇格 2軍で防御率1.00 好調は工藤監督のおかげ?

ソフトバンク・椎野新【写真:藤浦一都】

ウエスタン・リーグ6試合で2勝0敗1セーブ、防御率1.00

■ソフトバンク – ロッテ(10日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクの2年目右腕・椎野新投手が、10日のロッテ戦(ヤフオクD)から1軍昇格を果たした。
 
 高橋純平投手に代わって今季初の1軍昇格を果たした椎野。ここまでウエスタン・リーグ6試合に登板して2勝0敗1セーブ、防御率1.00の好成績を記録している。

「昨日の神戸での試合後に言われました。今は球も体調もかなり良いですし、一番いいかなと思います。角度にもボールの低さにも磨きがかかったし、球速も2、3キロ速くなした」といい、今季は自己最速となる152キロを計測したという。

 球速が速くなった要因は、工藤公康監督のアドバイスで取り入れたストレッチだ。「この1ヵ月やって、股関節の可動域が広がったし、体重が移動しやすくなりました。ようやく監督が言われていた意味がわかりました」と、指揮官に感謝する。1軍での登板が実現すれば、昨年のCSファイナルステージの西武戦(10月19日:メットライフ)以来となる。高橋礼、大竹耕太郎と同じ大卒2年目投手が、チームに新たな活力をもたらすかもしれない。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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