【今月の焦点】令和元年度予算(1)〜施政方針骨子〜

大阪府河内長野市 広報かわちながの令和元年5月号

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■新たな価値を創造するまち スマートシティ目指して邁進
施政方針骨子 市長 島田智明

今年度も、資源を活かして工夫を重ね、新たな価値を創造するまち「スマートシティ」の実現に向けて魅力あるまちづくりを推進します。

◇新たな価値を創造するまち スマートシティ~人々に「選ばれる」まちづくり~
・快適に暮らせるまち スマートライフ~定住人口の維持~
・観光で訪れるまち スマートツーリズム~交流人口の増加~
・効率的で便利なまち スマートガバメント~行財政改革の推進~

◆快適に暮らせるまち スマートライフ
災害に強いまちづくりの取り組みとして、昨年の相次ぐ自然災害の教訓を踏まえ、令和元年度から2カ年をかけて地域防災計画の見直しを行います。また、避難所となる施設の環境整備として、マンホールトイレの整備に向けた計画を策定するなど、災害への対応力強化を図ります。
さらに、昨年の大阪北部地震を契機としたブロック塀の倒壊への対策として、昨年8月に創設した撤去補助を今年度も継続するとともに、土砂災害特別警戒区域内の住居を対象として、移転にかかる費用の一部を助成する制度を創設します。
健康で暮らしやすい地域づくりの取り組みとして、大阪南医療センターの敷地内に、休日急病診療所、乳幼児健診センター、保健センターの3施設を移転し、保健・医療機能の集約を行うことで、救急医療体制の確保、母子保健事業や健康増進事業などの連携強化を図ります。
また、南花台スマートエイジング事業については、UR団地集約にともなう跡地活用による地域活性化の推進、自動運転の実用化に向けた取り組みなどを進め、「丘の生活拠点」としての機能充実を図ります。
子育ての取り組みとしては、妊娠から出産、育児までの切れ目のない支援として、妊産婦に対する訪問型の家事育児支援などケア制度を拡充します。また、児童虐待の防止も含めた総合的な連携の取り組みを強化するなど、子育て支援を充実します。
教育の取り組みとしては、モバイル英語村をはじめとした英語教育の充実や、英検など外部試験の受験補助を実施するなど、児童生徒の英語によるコミュニケーション能力の向上を図ります。

◆観光で訪れるまち スマートツーリズム
「楠公さん」大河ドラマの実現を目指し、39自治体からなる誘致協議会のもとで連携を図りながら、誘致に向けた署名活動やPRに積極的に取り組みます。
また、インバウンドの流れを本市に呼び込むための効果的なプロモーションや、多言語対応などの取り組みを進めるほか、「国際化・多文化共生ビジョン」の策定を進めます。
さらに、本年4月から市内での撮影が開始されている「奥河内ムービープロジェクト」と連携し、企業版ふるさと納税を活用しながら、映画の広報活動とタイアップしたシティプロモーションなどの取り組みを推進します。
「道の駅 奥河内くろまろの郷」については、本市における観光振興のハブ拠点に位置付け、他の観光資源とのネットワーク化を図ります。加えて、多目的に活用できる緑地広場の整備検討、国博士・高向玄理(たかむこのくろまろ)を活かした魅力向上に向けた取り組みなどにより、交流人口の増加を図ります。
また、都市基盤については、広域農道や日野加賀田線の整備に加えて、堺アクセス道路の実現に向けた取り組み、関係機関との連携による大阪南部高速道路の事業化に向けた取り組みなどを進めていきます。

◆効率的で便利なまち スマートガバメント
市役所庁内における窓口業務などについて、事務の効率化と市民の利便性向上を図るため、本年4月に実施した組織機構改革とあわせて、5月には庁舎1階に窓口業務を集約し、来年2月のアウトソーシング導入に向けて、業務改革を推進していきます。
また、公共施設再配置計画の策定とあわせて、その実施計画となる個別施設計画の策定を進めるとともに、市が保有する施設の貸し付けや有償化、施設利用料の適正化などによる財源確保に取り組みます。
さらに、選挙の実施に関する取り組みとして、近年の期日前投票者数の増加などに対応するため、三日市市民ホールに新たに期日前投票所を増設し、有権者の利便性と投票率の向上を図ります。

今後も、みなさんと共に魅力あるまちづくりを推進していきますので、なお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。