勢い維持、勝ち点を トリニータ敵地で12日湘南戦【大分県】

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プロ人生初の古巣対戦に臨むMF高山薫=大分市

 サッカーJ1の大分トリニータはリーグ第11節の12日午後4時から、神奈川県のShonanBMWスタジアム平塚で湘南と対戦する。大分は6勝2分け2敗でリーグ3位。好調を継続するためにもアウェーで勝ち点をつかみたい。

 前節は鳥栖との九州ダービーに臨み、攻守で隙なく戦い2―0で快勝した。負けなしを5試合に伸ばし、チームの雰囲気は上々。リーグ戦からメンバーを入れ替えた8日のルヴァン・カップ神戸戦も勝ち、チームの総合力も高まっている。

 湘南は同10位。前線から激しいプレスをかけてボールを奪い速攻を仕掛けるなど、自分たちのスタイルを貫いて戦い続けている。

 片野坂知宏監督は「戦術に特徴があるチーム。相手に負けないように走り、狙いを合わせて自分たちのサッカーにチャレンジする」と真っ向勝負を挑む。

 敵地で勝ち点を獲得し、負けなしを継続できれば、J1残留という目標にまた一歩近づく。DF鈴木義宜は「相手の勢いに飲まれず、自分たちの攻撃、守備をやれば結果はついてくる」と意気込んだ。

 

 プロ生活9年目。古巣対決を迎え、「ピッチに立つと自然とモチベーションが上がると思うけど、考えないようにしたい」と平常心で臨む。

 今季、通算7季を過ごして主将も務めた湘南から加入した。途中、J1柏に1年だけ移籍した時は湘南がJ2だったため試合経験はなく、初対戦を前に「不思議な気持ち」が強くなった。

 湘南は豊富な運動量を生かした攻守のハードワークが売り。GKを含めたパス回しで攻撃を組み立てる大分とは対照的で、「どちらが良さを出せるかが勝敗の鍵」と話す。自身の持ち味はスプリント力。「チームとしてやるべきことをやりつつ、自分の特徴を出せれば」と力を込める。

 湘南時代から注目されていたのはファッションセンス。ストリート系の服装を好み、「シャキッとした気持ちでいたいから、毎日違う服を着て練習場に行く」というこだわりを持つ。ファッションでも魅了する中盤のアタッカーは「プレーで相手を上回りたい」と前を見据えた。