地震復興支援“感謝の開店”

むかわ・3事業者がイベント

©株式会社室蘭民報社

むかわ町の仮設店舗開店記念イベントでテープカットする関係者

 昨年9月6日の胆振東部地震で店舗に大きな被害を受けたむかわ町の3事業者は10日、仮設店舗全店開店記念イベントを開いた。多くの買い物客でにぎわい、復興に向けた動きが加速してきた。

 同町松風町に建設された鉄骨平屋建て2棟の建物は、延べ床面積が約260平方メートル。3月下旬から電気店「白田電気商会」と新聞販売兼たい焼き店「いっぷく堂」、家具販売店「きたはし工房」の3店舗が営業している。

 オープニングセレモニーでは3店舗の代表と、同町の竹中喜之町長らがテープカットして全店の開店を祝った。各店舗では商品を特価で販売したり、ポイントサービスを拡充したり、記念品を配るなど、これまでの支援に感謝を込めて来店者をもてなした。

 白田忠美代表取締役(61)=白田電気商会=は「今まで以上にお客さまがくつろげるスペースを大切にしていきたいです」と接客に当たっていた。北橋貞一代表取締役(68)=きたはし工房=は「お客さまが顔を出してくれるので楽しく営業しています」とニコリ。工藤弘さん(66)=いっぷく堂=は、この日が自身の誕生日とぶつかり、「皆さんに感謝です」と二重の喜びに照れ笑いしながらたい焼きを焼いていた。
(佐藤重伸)