ハミルトン「プレシーズンテストの時の方がマシンの感触がよかった。予選までにバランスを改善したい」:メルセデス F1スペインGP金曜

 2019年F1スペインGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=4番手/2=2番手だった。

 メルセデスは今回大量に新パーツを持ち込んでおり、そのテストを行うなかで、ハミルトンは金曜自己ベストタイムとして1分17秒333を記録している。

2019年F1第5戦スペインGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン フリー走行1=4番手/2=2番手
 今日はコース上がかなり風が強く、3種類のタイヤのどれで走ってもグリップレベルがあまりよくなかった。でもプログラムを完了して大量にデータを集めたので、今夜分析して明日に向けてマシンの微調整をする。

 スタッフ全員がここに新しいパッケージを持ち込むためハードワークを重ね、相当な努力をしてきた。うまく機能しているようだが、このトラックはバクーの市街地コースとはかなり異なっているので、パッケージの違いを感じ取るのが簡単ではない。

 バランスに関してはまだやるべき作業はあるけれど、初日はいい位置につけられたからよかったよ。

(Formula1.comのインタビューにおいて語り)プレシーズンテストの時には今より気温が低く、その時の方がマシンの感触はよかった。今日はグリップの面であまりいい感じがしなかった。冬季テストの時とは違って、スライドが多かった。テスト最終日はものすごくフィーリングが良かったんだ。あの時の方が搭載燃料が少なかったり、いろいろ条件は違ったけどね。

 でも明日の予選になれば状況は変わると思うよ。

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