子どもの交通事故防ごう

警察官から安全な自転車の乗り方を学ぶ児童=諫早ゆうゆうランド干拓の里 交

 小学生に自転車の安全な乗り方を指導する教室が11日、諫早市小野島町の諫早ゆうゆうランド干拓の里であり、市立森山西小3年生と保護者約50人が交通マナーを守る大切さを学んだ。
 春の全国交通安全運動(11~20日)に合わせ、諫早署が主催。今年、同署管内で発生した自転車事故8件のうち、子どもに関わる事故は2件。同署は小学低学年時からの安全教育に力を入れている。
 教室では、同署交通課員が自転車の点検方法やヘルメット着用などの決まりを説明。児童23人は、歩行者がいる横断歩道前での停車や踏切の渡り方などを確認しながら、コースを走行した。古賀真弦君(9)は「左右同時にブレーキをかけていたが、(後輪に連動する)左を先にかけることを教えてもらい、勉強になった」と話した。

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