炎鵬「思い切っていく」 夏場所きょう初日、新入幕で躍動誓う

©株式会社北國新聞社

 大相撲夏場所(両国国技館)初日を翌日に控えた11日、新入幕で西前頭14枚目の炎鵬(金沢市出身、宮城野部屋、金沢学院大OB)は、東京都墨田区の宮城野部屋で四股やぶつかり稽古に励んだ。「やることはやった。思い切っていく」。炎鵬は幕内デビュー場所での躍動を誓った。

 炎鵬は、西前頭16枚目の石浦らとの稽古に臨み、軽く体を動かした。終了後は「いよいよという思い。緊張しますよ」と語り、気持ちを高ぶらせた。

 初日に当たる東前頭14枚目の徳勝龍(木瀬部屋)とは先場所も対戦した。炎鵬は徳勝龍の突き、押しに尻もちをつきかけたが、足に飛び付いて相手のバランスを崩し、「足取り」で破るという業師の真骨頂を見せた。それでも「相撲がうまくて簡単な相手じゃない。あまり考えすぎずにいく」と話す。化粧まわしや締め込みは十両の時のままで土俵に臨む予定だ。

 身長168センチ、体重99キロ。関取で最も小兵の24歳は、令和最初の本場所で2桁白星を目標に掲げる。「大事な一歩。自分が持っているものを出し切り、面白いと思ってもらえるようにしたい」。相撲王国石川が生んだ若武者は、闘志をみなぎらせた。