ピーダーソン2本塁打 前田6回1安打無失点で4勝目

【ナショナルズ0-5ドジャース】@ドジャー・スタジアム

日本時間4月22日までに10本塁打を放ちながらも、その後不振に苦しんでいたジョク・ピーダーソンが、同僚のマックス・マンシーから借りたバットで2本塁打を放つ活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。ドジャースは初回にピーダーソンの11号先頭打者アーチで先制し、4回裏にクリス・テイラーのタイムリー三塁打で追加点。5回裏にピーダーソンが12号ソロ、7回裏にデービッド・フリースが3号2ランを放ち、着実にリードを広げた。ドジャース先発の前田健太は、6回86球を投げて被安打わずか1、奪三振6、与四球2、無失点という安定したピッチングで今季4勝目(2敗)をマーク。ナショナルズ先発のアニバル・サンチェスはピーダーソンに2本塁打を浴びるなど、5回途中3失点で開幕6連敗となった。

日本時間4月17日のレッズ戦以来となる今季4勝目を目指してマウンドに上がった前田は、初回先頭のアダム・イートンに四球を与えたものの、後続3人を打ち取って無失点の立ち上がり。2回表は三者凡退に抑え、3回表は先頭のウィルマー・ディフォーにヒットを浴びたが、またしても後続3人をしっかり打ち取り、無失点で切り抜けた。その後、4回表は二死からヘラルド・パーラに四球を与えるも無失点に抑え、5回表と6回表はいずれも三者凡退。86球で6イニングを投げ切り、ナショナルズ打線を1安打無得点に封じる好投を見せたが、3点リードで迎えた6回裏の打席で代打を送られ、降板となった。6回1安打無失点の快投で今季の防御率は試合前の4.66から4.03に向上。7回以降はフリオ・ウリアスが3回無失点の好リリーフを見せ、今季2セーブ目をマークした。

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