入居前に顔見知りに 熊本市復興住宅の被災者ら交流

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健康体操などを通じて交流を深める災害公営住宅の入居予定者と地元住民ら=熊本市中央区

 熊本市中央区に整備中の災害公営住宅(復興住宅)「大江第二団地」に入る熊本地震の被災者と地元住民の交流会が、11日あった。入居前に顔見知りになってもらい、孤立を防ごうと市が開いた。

 同団地に入居する19世帯(計31人)は現在、全世帯がみなし仮設住宅で生活。地震前の居住地もばらばらで面識はほとんどなく、市は「コミュニティーづくりが最も必要な団地」と位置付ける。

 中央区の託麻原地域コミュニティーセンターであった交流会には14世帯22人と住民ら約20人が参加。音楽療法士の演奏で「涙そうそう」「バラが咲いた」を合唱したほか、ストレスを軽減する体操などで交流した。

 八代市のみなし仮設で入居を待つ菅原映子さん(68)は「初対面の人ばかりだったので来てよかった。新しい住まいで仲良くしたい」と話した。同団地は6月6日に落成。7月1日から入居が始まる。(久保田尚之)

(2019年5月12日付 熊本日日新聞朝刊掲載)