楽天が20安打8得点で連敗止める、銀次は5打数5安打 オリ3連勝でストップ

7回に勝ち越し適時打を放った楽天・嶋基宏【画像:(C)PLM】

嶋が8回に決勝打、守護神・松井が8回途中から登場して試合を締める

■楽天 8-5 オリックス(12日・ほっと神戸)

 楽天は12日、敵地オリックス戦に8-5で勝利し、連敗を「2」で止めた。打線は20安打で8得点を挙げ、同点の7回に嶋が決勝打。先発・福井は4回4失点で降板したが、救援陣が勝利に導いた。オリックスは先発アルバースが4回4失点。競り負けて連勝は「3」で止まった。
 
 先制したのはオリックス。初回、大城が福井からタイムリーを放った。しかし、楽天は直後の2回に先頭ウィーラーがアルバースから同点ソロを放つと、1死一、三塁で辰己の内野安打にアルバースの悪送球もあり、2点を追加した。

 楽天はさらに3回に島内のソロで1点を追加。だが、オリックスは4回、吉田正が福井から2ランを放ち、1点差に迫ると、1死二、三塁の好機で西浦のニゴロの間に1点を奪い、同点に追いついた。

 オリックスは4回からエップラーがヒットを浴びながらも無失点に抑えていたが、楽天は7回に3連打で無死満塁とすると、嶋が勝ち越し打。リードを奪った。さらに、8回には島内、ウィーラーのタイムリーで3点を追加。銀次は5打数5安打の大当たりだった。

 5回から登板した2番手・西宮は2回1安打無失点1奪三振の好投。7回は宋が抑えると、8回はハーマンが1点を失ったものの、イニング途中から松井が登板し、9回も抑えて競り勝った。(Full-Count編集部)

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