【MLB】「確実に進んでいる」「いい感覚だった」2安打の大谷翔平、全コメント

「3番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

「無駄な打席なく確実に進んでいる感覚はあります」

■エンゼルス 7-2 オリオールズ(日本時間12日・ボルティモア)

 エンゼルスの大谷翔平投手が11日(日本時間12日)、敵地オリオールズ戦に5試合連続「3番・DH」でスタメン出場し、5打数2安打1打点と2試合ぶりにマルチ安打を記録した。第3打席で左前安打を放ち、11打席ぶりの安打とすると、第5打席でも右前適時打。復帰後初得点もマークし、状態が上向きつつあることを感じさせた。

 オリオールズ戦後の大谷の一問一答は以下の通り。

――11試合ぶり安打。

「最初の打席から感じは良かったかなと思うので、5打席立って、各打席良かったと思います」

――5打席目がチェンジアップ。張っていたのか?

「張ってないですね。来た球をしっかり打ちたいなと思っていたので、いい時というのはああいうのに反応できたりとか、ファウルにしないでヒットゾーンに飛ばすことができるので、いい傾向かなと思います」

――継続的に打席に立って、繋がってきている。

「1打席目からこの打席まで流れがあってきているので、相手がいることなので配球も変わってくれば、自分の取り組みも変わってくる。無駄な打席なく確実に進んでいる感覚はあります」

――今日は早いカウントで打ちにいきました。

「しっかり反応できているのはいい待ち方ができているということ。その前の打席までは多少甘くきても手が出せなかったり、タイミングが合ってなかったり、ファウルになっていたところがあった。比較的、振りにいった球に対しては反応、捉え方はちょっとずつ良くなってきています」

――今日は母の日。

「予定はないです。どうなんですかね、それは言うことではないので」

ベーブ・ルース生誕の地「野球もいいですけど、本来なら普通に来たい」

――昨日の最後の打席から感じが良かった、と。

「初めてフライアウトを打って、いい感じの打席だったので、アウトにはなりましたけど、僕の中では今日に繋がるアウトだったかなと思います。今日の1打席目から継続して、そう言う雰囲気を出せたのは良かったかなと思います」

――前日の最終打席の左飛はどこを変えたのか。

「いろいろ変えたりはします。調子が良くない時も、良い時も良くなるために試したりする。最終打席はいい感覚のほうに出てくれたので、継続してやってみました」

――今日は全打席で角度のついた打球に。意識してフライになったのか。

「フライを打ちたいからフライを打ちに行くのではなくて、いい打ち方をしていたらフライが打てるということなので、それが昨日の最後の打席はできて、それまではできてなかったということだけなので。その感覚を打席の中で出していければ、今日のみたいに角度のついた打球、もうちょっと角度のついた打球がどんどん出てくるんじゃないかなと思います」

――ファウルが少なかった。

「ファウルが悪いわけではないんですが、なり方が良かったり良くなかったりという感じなので。必ずしもファウルがダメというわけではないんですけど、僕の中では今日はいい感覚だったと言うことです」

――まだ長打がない。

「今日の打席もあと1ミリ下だったらフェンスを越えていたりとか、1ミリ右だったら間抜けていたりとか、そういう微妙な中でやっているので、勝手に、もうちょっと良くなったら出てくるんじゃないかなと思っています。いきなりよりかは、こうやって少しずつステップしていったほうが何が良くて何が悪かったかハッキリ分かってくるのでいいんじゃないかなと思います」

――ここはベーブ・ルースが生まれた街。

「街は出ていないので分からないですけどね、ホテルは凄い綺麗で(笑い)。過ごしやすいなと思います」

――ゆかりの地でプレーする喜びは。

「野球もいいですけど、本来なら普通に来たいですけど。野球をやっているので、できるのは幸せだなと思いますけど、普通にも来たいなという感じもあります」(Full-Count編集部)

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