コイの力で「乳がん」啓発 マツダ球場で団体など検診訴え

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乳房の模型を使い、乳がんの触診の仕方を体験するファン(右)

 広島東洋カープ対DeNA戦があった広島市南区のマツダスタジアムで12日、乳がんの早期発見を呼び掛ける「ピンクリボン啓発活動」があった。市民団体などでつくる実行委員会が主催。約100人が観戦客に検診の大切さを訴えた。

 コンコースに設けたブースではシリコン製の乳房の模型を使い、がんのしこりを確かめる触診体験があった。マンモグラフィー(乳房エックス線検査)の装置も展示。安芸区の高校2年滝本亜実さん(16)は「発見が遅れると危険。気を付けたい」と話した。

 広島県内の乳がん検診の受診率は40.3%で全国平均の44.9%を下回る。実行委メンバーの認定NPO法人乳がん患者友の会きらら(中区)の中川圭理事長(61)は「女性に限らず、みんなで考えてほしい」と願っていた。