徳島県で5月3日～11日の9日間で3件3人の交通死亡事故が発生したことを受け、徳島県交通安全対策協議会は12日、4か月連続となる「交通死亡事故多発警報(全県警報)」を発令し、21日まで街頭活動や広報活動等の緊急対策を推進しています。
なお12日現在、徳島県内での2019年交通事故死者は計20人(前年同期比＋12)で増加数・増加率・人口10万人比でぞれぞれ都道府県別ワースト、うち65歳以上の高齢者は15人と3/4を占めています。
【徳島県内での2019年交通事故死者数】(5月12日現在：速報値)
・ 1月：3人(＋3) うち高齢者2人(＋2)
・ 2月：5人(＋3) 4人(＋4) 多発警報 02/07～/16
・ 3月：5人(＋1) 3人(＋1) 多発警報 03/20～/29
・ 4月：4人(＋3) 3人(＋2) 多発警報 04/09～/18
・ 5月：3人(＋2) 3人
・6.6日に1人の割合
・都道府県別：総数24位 増減数1位 増減率1位 人口10万人比1位
・年間死者数：2018年31人 17年34人 16年49人 15年27人 14年31人
うち高齢者： 18人 19人 38人 17人 19人
※徳島県における「交通死亡事故多発警報(全県警報)」発令基準
・10日間で3件以上の交通死亡事故が発生したとき
・上記のほか、交通死亡事故の発生状況により特に必要と認めるとき
・2018年は6月、8月、9月、11月の計4回発令
・3か月以上の連続発令は、現制度での運用を始めた2006年以降で初
【都道府県別ワースト3】(5月12日現在：速報値)
＜総数＞
1位：56人 千葉県(－13)
2位：49人 埼玉県(－28)
3位：45人 大阪府(－5)・神奈川県(－6)・愛知県(－23)
＜増減数＞
1位：＋12 京都府(22人)・徳島県(20人)
2位：＋ 9 滋賀県(24人)
3位：＋ 7 熊本県(26人)・大分県(17人)
＜増減率＞
1位：徳島県(150％)
2位：京都府(120％)
3位：大分県(70％)
＜10万人比＞
1位：徳島県〈2.69人〉
2位：福井県〈1.93人〉
3位：栃木県〈1.74人〉
