北海道でシロザケ稚魚放流

輝く群れ、大海原へ

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北海道標茶町の西別川に放流され、群れを成して泳ぐシロザケの稚魚=13日

 北海道標茶町の西別川上流で、シロザケ稚魚の放流が大詰めを迎えた。13日に放たれたのは体長約6センチの稚魚約20万匹。水草が揺れる川の中で銀色のうろこを輝かせ、大海原へ旅立った。

 北海道区水産研究所虹別さけます事業所(同町)が、個体数の維持を目的に3月下旬~5月末、計約2500万匹を放流する。事業所でふ化し、約半年間育てられた稚魚はプランクトンなどを餌にして川を下り、早ければ5日ほどで約80キロ先のオホーツク海にたどり着く。数年後、産卵のため川に戻ってくるのは0.1~0.2%にとどまるという。

 佐田巌事業所長は「元気に帰ってきてほしい」と話した。