丈夫な上に軽量!機能性と実用性を兼ね備えたテント
ウエアやザックなどが人気なマウンテンハードウェアですが、実はテントも展開しています。日本ではまだあまりメジャーとはいえませんが、その実力は、海外のアルピニストが愛用していることで実証済みです。ヒマラヤ遠征にも対応しているモデルがあると聞けば、そのクオリティの高さは本物。
ずばり、どんな人におすすめ?
マウンテンハードウェアのテントは、その機能性の高さから全体的にお値段がお高めです。そのため「テント泊を試しに始めてみようかな」という人よりは、すでに何度かテント泊を経験していて、新しいテントが欲しい人におすすめ。他人とは違ったデザインのテントが欲しい人や、入門用のモデルを持っていて二つ目のテントが欲しい人にもぴったりです。今回は、マウンテンハードウェアの中でも山岳向きのテントを、シーズン対応別に紹介します!
テント泊で絶景を!春~秋まで使える3シーズン使用可能モデル
マウンテンハードウェアのテントは、3シーズン対応テントに求められる快適性と耐久性もバッチリ。長いシーズン、様々な場所で使えます。日帰り登山では決して見られない日の出や満天の星空も快適に楽しみましょう!
マウンテンハードウェアの3シーズン対応テントには、2人用と3人用があります。
アスペクトテントシリーズ
インナーの3/4がメッシュ仕様になっているため、通気性が良く快適にすごせるダブルウォールテント。インナーテント下部は通常の生地のため、メッシュだと寒いという懸念もカバーしています。通気性と防寒性を兼ね備えたモデルです。天頂部に短いポールを使用する構造で、内部の空間を広く感じることができますよ。フライを外せば、寝転びながら星空も楽しめるのも嬉しいですね。
【2人用:アスペクト2】
サイズ(フロア面積):2.7㎡
収容人数:2人
ドア数:2
設営タイプ:フリースタンディング
最小重量:1,341g
アスペクト2テント(マウンテンハードウェア公式ホームページ)
マウンテンハードウエアのすべてのテントには、オプションとして、テントの下に敷く専用のフットプリントがあります。別売にはなりますが、テントの底部分を保護するためにもぜひ購入したいですね。
【3人用:アスペクト3】
サイズ(フロア面積):3.8㎡
収容人数:3人
ドア数:2
設営タイプ:フリースタンディング
最小重量:1,705g
アスペクト3テント(マウンテンハードウェア公式ホームページ)
アウトポスト2テント
こちらはインナーがメッシュ仕様になっているダブルウォールテント。しっかり風が通るので蒸れません。テントの前後に入り口があり、片方が大型の前室になっているので出入りがスムーズです。アスペクトシリーズよりも厚くて丈夫な素材が使われているので、岩が多い地面でも安心して設置できます。MHWならではの、目立つカラーリングデザインも魅力的です。
サイズ(フロア面積):2.8㎡
収容人数:2人
ドア数:2
設営タイプ:フリースタンディング
最小重量:2,445g
アウトポスト2テント(マウンテンハードウェア公式ホームページ)
白銀の世界を独り占め!積雪期も使える究極のオールシーズン使用可能モデル
積雪期の登山は登山者の憧れ。山から見る一面の銀世界は格別です。ヨーロッパのアルプスやヒマラヤなどの過酷な環境でも対応できるのはマウンテンハードウェアの高い技術ならでは。
マウンテンハードウェアのオールシーズン対応テントには、2〜4人用があります。
AC2テント
過酷な環境に耐えられる耐久性を備えながら、軽さも追及したシングルウォールテント。シンプルな構造で設営しやすい点も、寒さの中ではいつも以上にありがたさを感じます。前室はありませんが、別売の「AC2ベスティブル」で拡張可能です。
サイズ(フロア面積):2.4㎡
収容人数:2人
ドア数:1
設営タイプ:フリースタンディング
最小重量:1,585g
AC2テント(マウンテンハードウェア公式ホームページ)
ACI3テント
前室付きのシングルウォールテント。フロアは3人がタイトに寝ることを想定した狭めのつくりになっていますが、大きな前室が付いているので荷物置きとして使えます。4つのベンチレーターを備えた優れた通風性で、シングルウォールテント最大の弱点である結露も最大限防ぎます。
サイズ(フロア面積):4.3㎡
収容人数:3人
ドア数:1
設営タイプ:フリースタンディング
最小重量:3,330g
ACI3テント(マウンテンハードウェア公式ホームページ)
トランゴテントシリーズ
マウンテンハードウェアのテントの最上位モデル。ヒマラヤ遠征などシビアな山岳環境でも使われている、ダブルウォールテントです。海外までは行かない、という人でも、厳冬期のアルプスや北海道などに挑戦する方には心強いテントになるのではないでしょうか。重量がそれなりにあり、生地もしっかりとしているため、いざというときには頼れる「住居」となりそうです。
マウンテンハードウェアのテントでテント泊登山のレベルを上げよう!
ハイクオリティなマウンテンハードウェアのテントは、登山の可能性を広げてくれます。テント泊登山にさらなるスパイスを加えてみたい、実は少し物足りなさを感じている…そんなあなたは、マウンテンハードウェアのテントでこれまでのテント泊登山をアップグレードさせてみませんか。