設計会社で裁量制の女性労災認定

残業月173時間、精神疾患発症

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 東京都千代田区の建築設計会社「プランテック総合計画事務所」で、裁量労働制で働いていた20代の女性が精神疾患を発症したのは、残業が月173時間に上る長時間労働が原因として、中央労働基準監督署が労災認定していたことが13日、分かった。女性が加入する裁量労働制ユニオンが同日、都内で記者会見して明らかにした。

 ユニオンによると、労基署は昨年9月、同社の専門業務型の裁量制は無効として、未払い残業代の支払いなど是正を勧告した。

 女性は建築設計を担当、入社1年目から裁量制だった。2018年4月に適応障害を発症、それまでの半年で残業が月100時間を超えた月が3度あった。