交通事故ゼロへ気持ち新たに 熊本市で交通安全県民大会

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交通事故の被害者遺族が、運転に際して命を預かる覚悟と緊張感の大切さを訴えた交通安全県民大会=13日、熊本市中央区

 春の全国交通安全運動(11~20日)に合わせた熊本県民大会が13日、熊本市中央区のホテル熊本テルサであった。参加したドライバーら約360人は、被害者遺族の悲痛な思いを聞き、交通事故ゼロに向け気持ちを新たにした。同市と県交通安全推進連盟の主催。

 昨年5月に同市西区の県道で、飲酒運転のワゴン車にはねられて亡くなった女子高生の父親が登壇。「(搬送された病院で)娘は一言も発することができなかったが、『幸せだったよ』と言ってくれた気がした」と、事故直後の様子を語った。

 その後、「車は生活に欠かせないが鉄の塊。ハンドルを握ることは、人の命を左右することという覚悟と緊張感を持ってほしい」と呼び掛けた。(丸山宗一郎)