白老沖で1・76メートルの巨大オヒョウ揚がる

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市場で競りにかけられた巨大オヒョウ。成人男性と同じ大きさに漁業関係者を驚かせた=提供写真

 白老町沖合に仕掛けられた刺し網に13日、体長1・76メートル、重さ86キロの巨大カレイ「オヒョウ」が入った。「過去最大級」だという。同町の水産加工業者が競り落とした。

 漁業関係者によると、白老沖で操業するカレイなどの刺し網船が仕掛けた網にかかった。甲板に引き上げるには専用の機械を使うが、予想外の大きさに数十分かかったという。

 胆振総合振興局水産課によると、春の刺し網はカレイやスケソウダラを中心に水揚げされる。3、4月からカレイの漁獲が多くなる。「オヒョウ水揚げの統計はない」(担当者)という。

 刺し身の人気が高いオヒョウ。巨大オヒョウは同日、室蘭市公設地方卸売市場(日の出町)で競りにかけられた。数十人が集まり「大物」の登場を歓迎した。水産加工のマルカン本間水産(白老町虎杖浜)が落札した。

 同社の本間直人社長は「札幌に出荷した。天然物なので新鮮でおいしいと思う。10年ほど前には50センチほどのオヒョウが揚がったが、ここまでの大きさは見たことがない」と驚いていた。
(粟田純樹)