大谷今季初アーチ! ラステラ決勝弾でエンゼルス勝利

【エンゼルス5-4ツインズ】@ターゲット・フィールド

エンゼルスは、先発のタイラー・スキャッグスが2本塁打を浴びるなど、5回4失点と苦しいピッチングに終始したものの、打線が奮起。「3番・指名打者」で先発出場した大谷翔平に待望の今季初アーチとなる1号2ランが飛び出したほか、4対4の同点で迎えた6回表にはトミー・ラステラに10号勝ち越しソロが飛び出し、ラステラの一発が決勝点となって5対4でツインズを破った。101球でなんとか5イニングを投げ抜いたスキャッグスは今季4勝目(3敗)をマーク。ツインズはエース格のホゼ・ベリオスが6回途中まで101球を投げてエンゼルス打線に2本塁打を含む12安打を浴び、5失点で今季2敗目(6勝)を喫した。

初回にスキャッグスがホルヘ・ポランコに8号先制2ランを浴びたエンゼルスは、3回表に反撃を開始。無死一塁からマイク・トラウトのヒットに右翼マーウィン・ゴンザレスのエラーが絡んで1点を返すと、大谷がやや高めに甘く入った速球をしっかり仕留め、左中間へ逆転の1号2ランを叩き込んだ。5回表にはアルバート・プーホルスのタイムリーでリードを2点に広げたが、5回裏にスキャッグスがゴンザレスに4号同点2ランを被弾。しかし、直後の6回表にラステラがレフトスタンド最前列に飛び込む10号勝ち越しソロを放ち、これが決勝点となった。今季初本塁打を放った大谷は、9回表にもライトへのヒットを放ったほか、2つの四球を選び、3打数2安打2打点2四球で合計4出塁の活躍。今季の打率は.190から.250へ、OPSは.482から.754へ急上昇している。

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