千葉雄大が「盤上の向日葵」主演! 過酷な運命を背負った異端の棋士の半生

NHK BSプレミアムで9月8日スタートの連続ドラマ「盤上の向日葵」(日曜午後10:00)に千葉雄大が主演する。NHKの連ドラ初主演の千葉は「表面的には静かながら、中には何かうごめくものをすごく感じます。見てくださった方に、少しでも残るものをお土産にしていただけるよう、自分にできることを精いっぱい取り組みたいと思います」と意気込みを語った。

同作は、2018年の本屋大賞で2位となった作家・柚月裕子氏による同名小説を連ドラ化したもので、千葉は将棋界に彗すい星のごとく現れ、タイトル戦に挑む異端の棋士・上条桂介を演じる。

奨励会を経ず実業界から転身してプロになった異端の棋士・上条(千葉)は、タイトル6冠保持者の壬生芳樹との竜昇戦に挑んでいた。同じころ、埼玉の山中から白骨遺体が発見される。遺体とともに埋められていたのは、初代・菊水月作の名駒だった。名駒の所有者をたどり、真相に迫ろうとするベテラン刑事・石破(大友康平)と将棋の道を諦めた若手刑事・佐野(蓮佛美沙子)。真剣師が勝負の世界に魂を注いでいた時代、過酷な運命を背負って棋士の頂点を目指した上条桂介の半生があぶり出される。

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