世界女子ハンド、すしでPR 開幕まで200日で熊本市の職人

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女子ハンドボール世界選手権をアピールする細工ずしを作った佐藤伸也さん=熊本市中央区

 熊本県内で11月30日に開幕する女子ハンドボール世界選手権を盛り上げようと、熊本市のすし職人、佐藤伸也さん(46)が14日、大会200日前をアピールする細工ずしを作った。文字を入れた巻きずしで大会名などを巧みに表現している。

 佐藤さんは、中央区出水のすし店「水前寺時雨」の2代目。すし料理の一級技能士で、全国の職人が腕前を競う2007年度の大会で金賞に輝いている。

 細工ずしは中学、高校時代にハンドボール部に所属していた経験を基に、「自分の技で大会PRに貢献したい」と発案した。

 「令和元年 女子ハンドボール世界選手権大会 熊本開催」の23文字を、1文字ずつ23本の巻きずしで制作。ノリをシャリで包んで文字を形作り、直径45センチのすし桶[おけ]の中心部に並べた。その周りを天草のハモやサーモン、馬刺しなど熊本産のネタにこだわったにぎりずしで彩った。

 佐藤さんによると、細巻きへの文字入れは特に難しく、完成まで約5時間かかったという。「よくできたと思う。熊本大会への機運が大いに高まってほしい」と佐藤さん。

 情熱が注がれた“特上”すしは、熊本国際スポーツ大会推進事務局のホームページに写真を掲載し、大会PRに活用される。(松冨浩之)