ブリュワーズの有望株・ヒウラがデビュー戦で2安打

【ブリュワーズ6-1フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

ブリュワーズはこの日メジャー昇格を果たしたばかりの有望株、ケストン・ヒウラが「7番・二塁」で先発出場。チーム最高の有望株を目される22歳の二塁手は、メジャー初打席初安打を含む2安打1四球の活躍でチームの勝利に貢献した。ブリュワーズは2回表にヤスマニ・グランダルの7号3ランで先制し、3回表にはライアン・ブラウンの9号2ランで2点を追加。先発のブランドン・ウッドラフは5つの四球を与えながらも6回1安打無失点と好投し、最後までフィリーズに主導権を渡さなかった。好投のウッドラフは今季6勝目(1敗)をマーク。フィリーズ先発のジェラッド・アイコフは4回5失点で今季2敗目(2勝)を喫した。

2017年のドラフトでブリュワーズから1巡目指名を受け、好打の二塁手として大きな期待を掛けられている男がついにメジャーの舞台にやってきた。AAA級スタートとなった今季は、37試合に出場して打率.333、11本塁打、26打点、OPS1.106の好成績をマーク。マイナー通算打率.316を誇る好打を、いきなりメジャーの舞台でも発揮し、2回表のメジャー初打席で投手アイコフを強襲するメジャー初安打を放った。4回表の第2打席では四球を選び、6回表の第3打席はライトへのファウルフライに倒れたものの、8回表の第4打席ではレフトへのヒットを放ってマルチ安打を記録。2安打1四球で3度も出塁し、チームも快勝するという充実のメジャーデビュー戦となった。

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