ゲレーロJr.に待望の一発! メジャー初含む2本塁打

【ブルージェイズ7-3ジャイアンツ】@オラクル・パーク

大きな期待を背負って日本時間4月27日にメジャー昇格を果たして以降、打率.191、本塁打なし、OPS.517と苦しんでいた球界トップクラスの有望株、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に待望のメジャー初アーチが飛び出した。「2番・三塁」で先発出場したゲレーロJr.は、1回表一死走者なしで迎えた第1打席でジャイアンツ先発のニック・ビンセントが投じた89.9マイルの速球を捉え、中堅バックスクリーンに飛び込む1号先制ソロ。2回表の第2打席でレフトへのヒットを放ったあと、6回表の第4打席では4番手のレイエス・モロンタから2号3ランをセンター左へ叩き込み、2本塁打を含む3安打4打点の大暴れでチームの勝利に大きく貢献した。

ブルージェイズがトレント・ソーントン、ジャイアンツがオープナーのビンセントの先発で始まった一戦は、初回にブルージェイズがゲレーロJr.の1号ソロ、フレディ・ギャルビスとビリー・マッキニーのタイムリー二塁打で3点を先制。ジャイアンツは3回裏にパブロ・サンドバルの5号2ランで1点差としたが、ブルージェイズは4回表にジャスティン・スモークが押し出し四球を選び、6回表にはゲレーロJr.がこの試合2本目となる2号3ランを放ってジャイアンツを突き放した。その後、ジャイアンツは8回裏にマック・ウィリアムソンのタイムリー二塁打で1点を返したものの、反撃はこの1点どまり。7対3でブルージェイズが勝利を収め、ソーントンは6回途中3安打2失点の力投で記念すべきメジャー初勝利をマークした。

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