ニラ収穫、アイデア湧きそう? 商品開発へ甲佐高生ら体験 

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特産のニラを鎌で丁寧に刈り取る甲佐高の生徒=甲佐町

 熊本県甲佐町の甲佐高ビジネス情報科2年の生徒が15日、町特産のニラの収穫を体験した。生徒のアイデアで商品化されたあられの材料になるほか、生徒らによる新商品開発に生かされる。

 特産品を生かした地域貢献の可能性を探る授業の一環。生徒9人が、同町豊内の境栄一郎さん(52)のビニールハウスを訪れ、手ほどきを受けながら50~60センチに育ったニラを鎌で丁寧に刈り取った。

 寺本拓生[ひろき]さん(16)は「夏場のハウス内はもっと暑いだろうし、大変な作業だと思った」。ニラを使ったメンチカツが大好物という田嶋澪花[みおか]さん(17)は「収穫体験を新商品開発のヒントにしたい」と汗を拭った。

 収穫したニラ約50ケースは、学校で土を取り除き、廊下で一晩乾燥させた後、加工業者が粉末に処理。「木村のあられ」で知られる米菓製造の木村(熊本市)の甲佐工場で、町の地域ブランド「こうさんもん」に認定されている「ニラみそあられ」「ニラえびあられ」の材料として使用される。(立石真一)

(2019年5月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)