「二代目 和風総本家」司会に前田吟が就任。話すたびにスタジオ爆笑！ 萬田久子も「吟さんを見るだけでおかしくて（笑）」
5月16日放送回から「二代目 和風総本家」（テレビ東京系＝テレビ大阪制作）がプチリニューアル！ 今までナレーションを務めていた前田吟さんが、なんと司会に就任します。番組として重厚感が増す…かと思いきや、前田さんのグダグダな司会っぷりにスタジオは爆笑の嵐！
そこで、レギュラー初司会として収録を終えたばかりの前田さん、そして、東貴博さん、鈴木福くん、萬田久子さんに感想を伺いました。
──収録お疲れさまでした！ 前田さん、司会はいかがでしたか？
前田「僕はもう心臓バクバクでした。前回の司会は1年前（「和風総本家」2018年6月14日放送回）なので、やっぱり流れが慣れないですよね。収録始まって30分くらいは、自分の頭の中で『こういう流れになるのかなぁ』と考えながらやっていたんですが、後半になったらもう何が何だか（笑）」
──収録の前に何か準備はされましたか？
前田「いやいや、何もないですよ。人よりも1時間早く来ただけです（笑）」
萬田「でも、ゲストの情報やプロフィールをすごくお調べになっていましたよね。すごいなと思います」
──東さん、前田さんの司会はいかがでしたか？
東「爆裂に面白かったです！ 今だかつてない、新しいスタイルができたんじゃないですか？ 世代が違う4世代がレギュラー陣なので、かみ合うわけがないですよね（笑）。それがやっぱり面白いです」
──収録では前田さんと東さんの新しいコンビができていたような気がしますが…。
東「吟さんが面白いから、それを注意しているだけです！」
前田「僕はもう（東の）お父さんからよく知っているからね」
東「子どもの頃、吟さんが家でお酒を飲んでいるところを見たことがあるので、そういう意味では親近感があります。他人の気がしないというか、ついつい言い過ぎちゃうところもあるかもしれません」
──福くんはどうでしたか？
鈴木「本当に面白かったし、すごく楽しかったし、萬田さんがあんなにケタケタ笑っているのを2回も見られたのが不思議でした（笑）」
東「ツボの入り方が半端なかったからね」
鈴木「あんなふうにして泣くんだ、しかも1回だけじゃなくて2回も！って」
萬田「悲しい時より涙が出たの（笑）。すごいよね、吟さんを見るだけでおかしくて。おかしいっていったら失礼ですけど！」
東「これはもう年の功というか、ベテランが出せる味ですからね」
萬田「そうなんですよね、申し訳ないんですけど、ツボでした（笑）」
──前田さんが入ったことによって、新たな関係性ができそうですね！ ところで、前田さんは『二代目 和風総本家』の司会としての野望はありますか？
前田「そんなもの、なんにもない！」
萬田「ウソウソ！ 視聴率アップって言ってた」
前田「もちろん、皆さんに見てほしいなとは思いますよ。僕が力になれるかどうかねぇ…」
東「突然謙虚になりましたね（笑）。『俺は視聴率王だ』って言っていたのに」
前田「いやいや…でも『積木くずし ～親と子の200日戦争～』（TBS系／1983年）は、まだ最終回の視聴率でドラマでは抜かれてないからね」
──東さん、福くん、萬田さんからは、前田さんに今後期待していることはありますか？
東「これはみんな共通していることだと思いますが、司会を上手にならないでほしい（笑）」
前田「大丈夫、ならないですよ」
東「収録終わって、一回一回リセットされますもんね。この調子でやっていただきたい！」
前田「（唐突に）前のすき歯は埋めてきたんだけどね。ナレーションやってて『さ・し・す・せ・そ』が言えなくなっちゃって」
東「それで埋めてきたんですか」
前田「にこって笑うと見えちゃうんだよ」
萬田「（爆笑）」
東「吟さんがすごいのは、こういう準備をしっかりされているところなんですよ。ロケとか行ってた時も、街のこととか特産品のことも調べてくるし…」
萬田「ゲストの娘さんの名前まで調べてきてね～」
東「それが生きていないのがいいですよね（笑）」
前田「福くんと同じくらいの年齢の時から俳優を目指したでしょ。セリフを一生懸命覚えたりするので『よーい、スタート』でカメラが回ったら、その通りにやらなきゃいけないという習慣がついているんです。ただ、司会っていうのは、研究する材料がない。それが一番困る。練習したいんだよね。何を言われるか分からないから。ましてや東さんだから（笑）」
東「こっちからしたら、何言うか分かんないから！」
──今までとは一味違った「二代目 和風総本家」になる予感がしています（笑）。今後も楽しみにしています！ ありがとうございました！
【番組情報】
「二代目 和風総本家」
テレビ東京系
木曜 午後9：00～9：54
取材・文／前里有沙（テレビ東京担当）
