【MLB】大谷翔平、4試合連続Hも4度の好機で凡退 9回2死満塁で遊ゴロに倒れ唇噛む

「3番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

第4打席で痛烈中前打を放ち4戦連続安打、第2打席では一塁手“よそ見”の珍出塁も

■ツインズ 8-7 エンゼルス(日本時間16日・ミネソタ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地ツインズ戦で「3番・指名打者」で3試合連続でスタメン出場。一打逆転で迎えた9回2死満塁の第6打席で遊ゴロに倒れ最後の打者に。4試合連続安打を放ち6打数1安打で打率は.294。チームは7-8で敗れ2連敗となった。

 大谷は初回無死一、二塁の好機で迎えた第1打席で内角直球を弾き返したが二直に倒れると、3回2死走者なしで迎えた第2打席は平凡な投ゴロも、一塁手のクロンがなぜか二塁方向を見る“よそ見”で送球に反応できず出塁。5回2死一、二塁の第3打席は一ゴロに倒れた。

 3打席連続ノーヒットで迎えた7回の第4打席は右腕メイと対戦。3ボール1ストライクからの5球目、95マイル(約153キロ)の直球を弾き返し痛烈な中前打を放った。続くシモンズの中前打で一気に三塁に進塁するとグッドウィンの右犠飛で4点目のホームを踏んだ。

 8回2死一、二塁の好機で第5打席を迎えた大谷。ツインズはここで右腕パーカーを投入。2ストライクからの4球目、77.3マイル(約124キロ)のカーブにタイミングが合わず空振り三振に倒れた。

 4点を追う9回。エンゼルスは4連打と押し出し死球で3点を返すと2死満塁の場面で大谷は第6打席を迎えた。1ボール2ストライクからの5球目を打ちに行ったが極端に右に寄る“大谷シフト”の前に遊ゴロに倒れた。

 試合前には2日ぶりに投球練習を行い術後最長115フィート(約35メートル)の距離を取って10球。計75球を投げ「投手・大谷」としてのリハビリも順調に進めている。これで8試合に出場し34打数10安打、打率.294、1本塁打6打点。4試合連続安打をマークしている。(Full-Count編集部)

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