『宮本から君へ』ピエール瀧の出演シーン改編なしで公開

©株式会社シネマトゥデイ

ピエール瀧(写真は2018年撮影)

 麻薬取締法違反容疑で逮捕、同法違反罪で起訴されたピエール瀧が出演者として名を連ねていた映画『宮本から君へ』(今秋公開)が、改編及び追加撮影を行わず公開されることが16日、製作委員会より発表された。

【写真】「宮本から君へ」キービジュアル

 瀧が演じるのは主人公・宮本浩(池松壮亮)の得意先の部長である真淵敬三。本作の撮影は昨年9月29日から10月30日にかけて行われており、製作委員会は16日、「事件発覚後、映画『宮本から君へ』製作委員会は幾度となく協議を重ねてまいりました。その結果、ピエール瀧氏は、今後も法律に従って裁定が下されることになり、それ以上の措置について、本作品が関与するものではないという結論に至り、製作委員会の総意として、本作品の改編・追加撮影を行わないまま、劇場公開することと致しました」と発表。「議論を経ての結論であることをご理解頂ければ幸いに存じます」と続けている。

 本作は、1990年に「モーニング」(講談社)で連載スタートし、1992年に第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した新井英樹の漫画が原作。熱血営業マン・宮本を主人公にした物語で、昨年、テレビ東京の4月クール深夜枠で連続ドラマ化。主演の池松壮亮をはじめ、蒼井優柄本時生星田英利古舘寛治松山ケンイチ真利子哲也監督が映画版も続投。映画版では、池松演じる宮本と、宮本の先輩・神保(松山)の友人・中野靖子(蒼井)を軸にした展開に。2人が「愛の試練」を克服していくさまが描かれる。

 そのほか、新たに井浦新一ノ瀬ワタル佐藤二朗の出演も発表。井浦は靖子の元恋人・風間裕二に、一ノ瀬は約33キロの増量を経て、宮本と対峙するラグビー部所属の真淵拓馬に、佐藤は真淵敬三の親友・大野平八郎にふんする。(編集部・石井百合子)