五島でハトレース出発 山形、新潟から集まった130羽 故郷目指し1100キロの旅

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籠から飛び立つハト=長崎県五島市

 ハトが飼い主の元に帰る速さを競うレースが15日、長崎県五島市でスタート。新潟県や山形県などから集まった130羽が、千から1100キロ離れた故郷に飛び立った。早ければ16日昼ごろにも到着するという。

 日本鳩レース協会の新潟地区、山形地区などの各連盟が主催。飛行するのは上五島や平戸、玄界灘、日本海沿いを通るルートとみられ、到着するのは1割ほど。スタート地点から飼い主の鳩舎(きゅうしゃ)までの距離と、移動にかかった時間で分速を割り出し順位を決める。

 15日午前6時、五島市下大津町の高台で籠を開けると、一斉に海に向かって飛び立った。預かったハトの世話をするなどレースに協力した同協会員、木口清一さん(67)=同市平蔵町=は「猛禽(もうきん)類に襲われず、無事に帰ってくれれば」と願った。