寂しすぎる山田邦子の今 若手スタッフから煙たがられていた? 「公演にスタッフが一人も来ない」

不満を漏らしていた「山田邦オフィシャルブログ」より

女芸人のパイオニアと言ってもいい山田邦子が所属する太田プロダクションとの不和報道に関して、事務所の後輩の有吉弘行が、「いわゆる5月病」と弄っていますが、真相を探ってみました。

4月27日・28日に歌舞伎座で行われた「長唄杵勝会」で名取・杵屋勝之邦を襲名した記念すべき晴れ舞台の後、4月29日未明に投稿された「長唄の会 無事終了」と題されたオフィシャルブログには、

「39年所属しておりました太田プロダクションの事務所スタッフには誰ひとりも観てもらえなかったことがとても残念でした この事は新しい令和の年に向けいろいろ整理が付く、出来事にもなりました。残念です」

と書かれていました。

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「山田邦子さんのようなベテランは、ご自身の人脈で自由闊達に動かれる方が多いので、マネージャーは形式的にたずさわる兼務者が少なくありません。タレントの全盛期を知らない若手のマネージャーが現場を覚えるために配属されたりというケースも多いようです。ブラック企業として、芸能プロダクションも当局から目をつけられて、指導を受ける時代に、業務上のお付き合い、義理立ての観劇は業務になるか否か等の論議もあるようです。」(芸能プロダクション 関係者)

事務所をめぐる社会的な環境の要因の他には、山田邦子自身が物事をハッキリということで敵を作ってしまうことも多々あるようです。

1990年代は冠番組を多く持つ好感度一位の女性タレントでしたが、新潮社の写真誌『FOCUS』にテレビ制作関係者との恋愛スキャンダルが報道され、ワイドショーに追いかけられた際の暴言が命取りになりました。

「芸能リポーターの井上公造氏の質問に対して『お前もてないだろう』『バカじゃないの』と罵倒したシーンがワイドショーで放送され、人気急落したのです。当時は、後輩の羽賀研二がホストのように傅いたり、女王様的に取り巻きも多かったから高飛車にもなってしまったのかもしれないですが。」(週刊誌記者)

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その後、がん闘病、被災地支援等でイメージアップしてきましたが、再度トラブルがありました。

「2017年の『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ)に参戦することが報じられた後に、番組の詳細を聞いていなかったことを理由に出場を辞退したトラブルもありました。若い世代のマネージャーには、荷が重いタイプかもしれません。」(スポーツ新聞記者)

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また、近年の目撃談からは、今までの鬱憤が爆発したような可能性も思わせます。

「後輩の俳優芦川誠が主宰する劇団の公演にゲストとして出演したりもしていました。チケット代の安い、無名役者ばかりの舞台でも後輩のために出演するという義理堅い人という印象でしたが、その時もマネージャーの姿はなく、ひっそりと公演会場近くで食事をしていました。事務所に大切にされていない印象はありました。知名度と実績はあるから、独立した方が良いと思いました。」(週刊誌記者)

人気番組を多く作る制作会社の社長が旦那さんということで、独立しても仕事の心配はなさそうですが、今後の動きから目を離せません。(文◎神田川涼香)

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