ヤンキースがダブルヘッダー連勝 トーレス計3本塁打

第1試合【オリオールズ3-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
第2試合【オリオールズ1-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキー・スタジアムで行われたオリオールズとヤンキースによるダブルヘッダーは、グレイバー・トーレスの2試合合計3本塁打という活躍もあり、ヤンキースが連勝を収めた。第1試合では、ヤンキースがオリオールズ先発のデービッド・ヘスにトーレスの2本塁打を含む4本塁打を浴びせ、5対3で勝利。6回途中3失点のJ.A.ハップが今季3勝目(3敗)をマークした。続く第2試合では、トーレスがこの日3本目の本塁打を放ったほか、ルーク・ボイトが2本のタイムリーを含む3安打2打点の活躍を見せ、3対1で勝利。先発のドミンゴ・ヘルマンは7回1失点の快投で今季8勝目(1敗)をマークした。

22歳のトーレスが「1日3本塁打」の活躍でチームをダブルヘッダー連勝に導いた。「5番・遊撃」で先発出場した第1試合では、1点ビハインドの2回裏に同点の6号ソロ、3対3の同点で迎えた4回裏に7号決勝ソロを放ち、2安打2打点をマーク。第2試合は「4番・遊撃」で先発出場し、4回裏にセンターへの8号ソロを放った。22歳以下のヤンキースの選手が1日に3本の本塁打を放つのは、ジョー・ディマジオに次いでトーレスが史上2人目。ディマジオは1936年にダブルヘッダーで「1日3本塁打」、1937年には「1試合3本塁打」を記録している。二遊間を守りながら打率.290、8本塁打、OPS.835をマークしているトーレス。4番や5番といった打線の中軸を任されていることからもわかるように、22歳という若さで名門・ヤンキースにとって不可欠な戦力となっている。

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