【コッパ・イタリア】ラツィオが12-13シーズンぶり7回目の優勝!快進撃見せるアタランタを下す

コッパ・イタリア決勝が現地時間15日に中立地スタディオ・オリンピコで開催され、ラツィオが6シーズンぶり7回目の優勝を果たした。

ミランやインテルと言った強豪をなぎ倒してきたラツィオと、ユベントスに3得点でジャイアントキリングを成し遂げたアタランタ。コッパ・イタリアで快進撃を見せる両チームの決勝は、降りしきる雨の中興奮と熱気に包まれていく。開始早々からアタランタのアレハンドロ・ゴメスがあいさつ代わりの強烈なシュートを放つと、25分にマルテン・デローンの狙ったシュートがクロスバー直撃。互いに高いテンションを保ったままスコアレスで折り返す。

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後半に入って先に動いたのは、前半押され気味だったラツィオだった。67分にチームの精神的支柱のチーロ・インモービレを下げフィリペ・カイセドを投入すると、この采配が奏功する。82分に左からのCKを獲得し、ルーカス・レイバが右足でクロスを供給。セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチが頭で合わせ、試合終盤に遂に均衡が破れる。さらにラツィオは90分、カイセドが自陣ゴール前から相手陣内までクリアボールを蹴ると、前線にいたホアキン・コレアが反応。個人技でDFを交わして左足を振り抜き、決定的な2点目をゲットする。チャンスを確実にモノにしたラツィオが、コッパ・イタリアのカップを掲げた。

ラツィオが12-13シーズンぶり7回目の優勝を達成

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