“元高校球児”アジカン後藤「ミュージシャンになるって、一番思ってなかった」

©ジグノシステムジャパン株式会社

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。5月15日(水)の放送は、ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文さんが登場。5月15日(水)にリリースされたニューシングル「Dororo / 解放区」について話してくれました。

左から坂本美雨、後藤正文さん

坂本:小さいころの夢は何ですか?

後藤:いろいろな時期がありましたけど、プロ野球選手になりたかったです。

坂本:そうなんだ! やってました?

後藤:野球をやっていました。ソフトボールをやって、野球をやって。高校生まで野球をやっていたので。

坂本:ああ、結構本気の。

後藤:ガチでしたね。

坂本:どういう転機があって、音楽の方向へ?

後藤:高校3年生でほとんどの人は試合終了なので。大学に行ってやるって人は少ないですし、僕もそこで野球は終わって、ある種の青春が終わっちゃったんですよね。そこでボーンと宙ぶらりんなところに投げ出されちゃって。“何かやりたいことないかな?”って探してたんですけど、ちょうど大学受験がうまくいかなくて。それで“東京に行こう”と思って、東京で予備校通いを始めたんです。そのときの友達にいくつかレコードを貸してもらって。Oasisのファーストアルバム『Definitely Maybe』と、あとBeckの「Loser」ですね。それで、“もう僕は音楽だ!”って思っちゃって(笑)。

坂本:そこで目覚めた!

後藤:目覚めちゃってね。すぐにエレキギターを買いに行って。

坂本:じゃあ、大学デビュー?

後藤:そうなんです。バンドを初めて組んだのが大学で。初めて組んだバンドを今もやってます。

坂本:そうだよね(笑)。

後藤:思いついたらやっちゃった、って感じで。

坂本:それは変わらないんだね、今も。

後藤:そうなんですよ。当時はコード進行もわからず、数字の書かれたTAB譜(ギターなど弦楽器の譜面)を見ながら……。あれは難しかったですね、“何だこりゃ?”って。しかも、(弦を)押さえても“絶対に違う”って思ったんです。Oasisの「Wonderwall」って曲をどうしても弾きたくて、すごい練習したんですけど、“絶対に間違えてる”ってすぐに思って。そこからは、夜中にやってる(音楽)番組とかをビデオに録画して、(バンドが)演奏してるところで止めて手元を見たりとか。そうやって、ノエル・ギャラガー(Oasisの元ギタリスト兼ボーカリスト)ってギタリストの演奏の仕方を覚えて。

坂本:へぇ~。

後藤:それで、コード進行とかも“順番を並び替えたら曲になる!”って気づいて、そうやって曲作りを始めて、今に至ってるんですけれど。ミュージシャンになるって、一番思ってなかったです。

坂本:本当?

後藤:中学校のときに1回、“奥田民生さんみたいになりたい”って思ったんですけど、絶対ないなって思って生きてたら、なっちゃいましたね(笑)。なっちゃった。びっくりしました。

坂本:でも、思いついたら何でもやっちゃう性格のままだから、スポーツ選手とか野球の世界もやってたかもね?

後藤:昔から好きなら努力だと思わず、ずっとやれるみたいな。野球をやっていたときも、練習でずっとバットを振るんだけど、本人としては楽しくて辛くない。ギターもすごく楽しくて。全然上手にならなかったけど、大学生のときは毎日ギターを持ってましたね。家に人が来たら、ギターを持って出るくらい。

坂本:本当(笑)。そこまで熱中できるのも才能だと思う。

後藤:のめり込みすぎちゃうんですけどね。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「Dororo / 解放区」は5月15日(水)発売です。詳しい情報は公式Webサイトをご覧ください。

5月16日(木)のゲストは、ロザリーナさんです。毎回、多彩なゲストとの楽しいトークや素敵な音楽をお届けします。お楽しみに!


【▷▷この記事の放送回をradikoタイムフリーで聴く◁◁】
聴取期限 2019年5月23日(木)AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。


<番組概要>
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週月~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/dear/