MLB新記録誕生 右腕・ジャクソンが14球団でプレイ

【ブルージェイズ3-4ジャイアンツ】@オラクル・パーク

メジャーリーグの歴史に新たな1ページが刻まれた。先日、金銭トレードでアスレチックスからブルージェイズへ移籍したエドウィン・ジャクソンが、新天地・ブルージェイズで今季初登板初先発。ジャクソンにとって、これが14球団目でのプレイとなり、13球団で並んでいたオクタビオ・ドーテルを上回ってメジャー新記録を樹立した。ジャクソンは2回までに3点を失う苦しい立ち上がりとなったものの、その後は立ち直り、5回77球を投げて被安打6、奪三振2、与四球1、失点3(自責点2)とまずまずのピッチング。しかし、2番手のライアン・テペラが6回裏にブランドン・クロフォードに2号勝ち越しソロを浴び、チームは3対4で敗れている。

ジャーニーマンのジャクソンが「14球団でプレイ」というメジャー新記録を樹立した一方、ジャイアンツは24歳の右腕、ショーン・アンダーソンがメジャーデビューを果たした。メジャー初登板初先発となったアンダーソンは、初回にフレディ・ギャルビスに先制のタイムリー二塁打を浴び、その後も3回表と5回表にそれぞれ1点を失ったものの、5回96球を投げて被安打2、奪三振5、与四球3、失点3(自責点2)と互角以上のピッチングを展開。惜しくも勝利投手にはなれなかったが、上々のメジャーデビュー戦となった。試合後、ブルース・ボウチー監督は「彼は今、先発ローテーションの一員だよ」とコメント。若手右腕の先発ローテーション入りを明言した。

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