フェルスタッペン、オランダGPを前に一足早くザントフォールトに登場。F1マシンでデモランを披露へ

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは、2020年に復活するオランダGPの舞台となるザントフォールトで、デモランを行うという。

 先日、2020年よりオランダGPがカレンダーに加わることが正式に発表され、オランダのファンを喜ばせた。オランダGPのザントフォールトでは、今週末『ジャンボ・レース・デイズ』というイベントが開催されるが、そこでフェルスタッペンとガスリーによるデモランを行う。ふたりはレッドブルの2011年型マシン『RB7』をドライブする。

 フェルスタッペンは以前、ザントフォールトにおいて、レッドブルのRB8で1分19秒511の非公式ラップレコードを記録している。サーキットについて、「象徴的で歴史あるコースだ。F3時代にそこでレースをしたけれど、とても楽しかったよ」とフェルスタッペンは語った。

「僕はこのコースと鈴鹿を比べている。なぜなら同じ人が設計しているから、性質が少し似ていると思っているんだ。(ザントフォールトは)かなりの高速コースだ」

「新しいレースをカレンダーに追加するのはいつだって良いことだし、興奮するね。ザントフォールトではF1マシンで数周走り、ドーナツターンもしたことがある」

「コースは実際とても難易度が高かった。バンクのあるコーナーが何カ所かあるし、コース幅が狭くランオフエリアのない場所もあるからだ。とてもクールだ」

「それにランオフエリアがないと、限界を見極めるのがとても難しい。他のコースならもう少し簡単になるけれど、そういった要素がレースをさらにエキサイティングなものにする」

 またガスリーにも、ザントフォールトでのレース経験がある。

「フォーミュラ・ルノーでザントフォールトに行ったことがある。とてもクールで、バンクのある難しいコースだ。実際のところコース幅がすごく狭く、とてもエキサイティングなレースになるから、僕は気に入っている」

「ザントフォールトにしょっちゅう行っているわけではないけれど、あのコースに戻ることに興奮している。ターン6は超高速の右カーブだから、ダウンフォースのあるF1マシンで通り抜けるのは素晴らしいだろうね」

「人生のすべてについてそうだと思うけど、新しい何かがあると、それがどんな感じなのかを発見することにワクワクさせられるものだ。ザントフォールトは象徴的なコースだから、どのようなレースになるか様子を見てみよう。忙しいシーズンになるけれど、僕はうれしく思っている」

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