消費者「モノ」から「コト」へ 街中にジム続々

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鶴屋百貨店が15日にプレオープンさせたフィットネスジムは「コト消費」の流れをつくるのが狙いだという=熊本市中央区

 熊本市中央区の中心商店街一帯にフィットネスジムが増えている。一巡してみて確認できたのは出店予定を含め、10カ所。健康志向の高まりが背景にあるが、消費者の関心が「モノ」から「コト」へとシフトする中、リピーター確保などを狙って商業施設に組み込む動きも目立っている。

 鶴屋百貨店は15日、鶴屋パーキング1階にフィットネスジム「ワールドウィング熊本」をプレオープンさせた。体への負担を減らしながら関節の可動域を広げることができるという運動器具を導入。アスリートから高齢者まで幅広い世代の利用を目指している。

 本オープンは6月中旬。ジム開設には「買い物だけでなく、健康のため鶴屋に行くというコト消費を充実させたい」(久我彰登社長)との考えが底流にある。

 一方、9月に開業予定の桜町再開発ビルには業界大手セントラルスポーツ(東京)が県内に初出店する。「フィットネス需要の高まりと、まちなかにあるという立地を踏まえて誘致した」と再開発を手掛ける九州産業交通ホールディングス。利用者に頻繁に通ってもらい、周辺での消費につなげるのが狙いだ。(中原功一朗、山本文子)