秩父の中2女子、BMXアジア選手権で優勝 秩父市長に報告「オリンピック目指す」

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アジア選手権とマレーシア国際大会で優勝したことを久喜邦康市長(左)に報告した浅見渚さん=15日午後1時50分ごろ、秩父市役所

 4月13日にマレーシアで開催された自転車で実施するモトクロス競技「BMX」のアジア選手権で、埼玉県秩父市立影森中学校2年生の浅見渚さん(13)が女子13~14歳クラスで優勝した。浅見さんは翌日に行われたマレーシア国際大会でも優勝。今月15日に市役所を訪れて久喜邦康市長に優勝を報告し、「パリのオリンピックの出場を目指してBMXを続けたい」と意気込んだ。

 BMXはコーナーやジャンプ台などがある起伏に富んだコースを走り、着順を競う。秩父市大滝には秩父滝沢サイクルパークBMXコースがある。本年度には国際基準となる高さ8メートルのスタート台を増設する改修工事が行われ、BMXの強豪国であるコロンビアが2020年の東京五輪で事前トレーニングキャンプも実施する予定だ。

 浅見さんは園児の時にBMXを開始。同パークのインストラクターでプロBMXライダーの高山一成さん(30)の指導も受け、週末は同パークで練習する。小学生時代には世界選手権に4回出場し、4年生の時には5位に入った実力を持つ。「BMXは怖さもあるけど、チャレンジして乗り越えた時には達成感があるので楽しい」と魅力を語る。

 アジア選手権はマレーシアをはじめ、インドネシアやタイなどから約400人が出場。女子13~14歳クラスは8人が出場し、約350メートルのコースを3回走った結果、3回ともトップだった浅見さんが頂点に立った。「初めての一人の遠征で、レースの進行も今までと違っていたけど、その中で結果が残せた」と話した。

 今後は7月にベルギーで行われる世界選手権に目標を定める。小学4年生の時の世界選手権で5位に入賞した相性の良いコースで、同パークとも似ているという。「好きなコースなので入賞を目指したい。パリのオリンピックは出場するまでが大変だけど、出場して入賞することを目指していきたい」と話していた。