投打に若手有望株が活躍 ブレーブス完封勝利

【カージナルス0-4ブレーブス】@サントラスト・パーク

ブレーブスは21歳のマイク・ソローカ、22歳のオースティン・ライリーという投打の若手有望株が活躍し、カージナルスに4対0で完封勝利を収めた。今季6度目の先発登板に臨んだソローカは、すべて自責点1以下に抑えている過去5先発と同様に安定したピッチングを展開。7回93球を投げてカージナルス打線を3安打無得点に封じ、今季4勝目(1敗)をマークするとともに、防御率は0点台(0.98)に突入した。一方、「6番・左翼」でメジャーデビューを果たしたライリーは、4回裏の第2打席でカージナルス先発のマイケル・ワカが投じた高めの速球を捉え、センター左への1号ソロ。今季AAA級の37試合で15本塁打、OPS1.057をマークした強打をいきなり見せつけ、チームの勝利に貢献した。

ブレーブスは3回表一死満塁のピンチをソローカが無失点で凌いだ直後の3回裏に二死一・二塁のチャンスを迎え、ロナルド・アクーニャJr.の三盗にワカの悪送球が重なって1点を先制。4回裏にはライリーのメジャー初本塁打でリードを2点に広げた。その後、ソローカが好投を続けるなか、追加点を奪えない展開が続いていたものの、2番手のダン・ウィンクラーが招いた8回表無死一・二塁のピンチを3番手のルーク・ジャクソンが無失点で切り抜けると、直後の8回裏にライリーに代わって左翼の守備に就いていたチャーリー・カルバーソンがカージナルス4番手のジョン・ガントから3号2ラン。ジャクソンは9回表を三者凡退に抑え、2イニングをパーフェクトに抑える快投で今季5セーブ目をマークした。

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