テレビ朝日系の連続ドラマ「緊急取調室」（木曜午後9：00）の5月16日放送・第6話に倉科カナがゲスト出演する。
同作は、天海祐希演じるプロの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム・キントリのメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる刑事ドラマ。今回は、ウサギの着ぐるみをまとった不審者が保育園児を自宅から誘拐した上に、園児の父親が死体となって見つかる事件が発生。その事件現場から指紋が検出され、重要参考人としてキントリに取り調べられる保育士・柴田七海役を倉科が演じる。
「私は“ワケあり女子”を演じることが多いんです（笑）」という倉科。これまでも同系で放送された主演ドラマ「奪い愛、冬」（2017年）で不倫女子を演じるなど、清楚（せいそ）でかれんなビジュアルを逆手に取った役柄を演じてきた。今作でも“ワケあり”熱血保育士を演じることに「もしかして、そんな要素が私自身からにじみ出ているからなのかなぁ…なんて思ったりもしますが（笑）」と冗談めかす一方で、“倉科カナ史上”最強ともいえる（!?）手強いワケあり女を熱演し、天海率いるキントリ・チームをかく乱する。
倉科は本シリーズもずっと見ていたそうで、「とても尊敬している」存在だという天海と満を持しての初共演を果たすことができ、「凛としてらっしゃって、セリフの間合いもすごく独特で面白いので、どんな心のエンジンを持った方なんだろう…と思っていた」と語った。
そんな天海に取り調べられるシーンでは、緊張しつつも「天海さんが『セリフが言いづらいところはないですか？』『私はこう出ようと思うんだけど、大丈夫ですか？』と、とっても寄り添ってケアしてくださったんです。ご自身のセリフも多くて大変なのに、私たちのことまで気にかけてくださる器の大きさに、またほれちゃいました（笑）」と明かした。
さらに保育園での撮影では、天海が子役たちに対し、愛に満ちた厳しい演技指導をする現場を目撃し、「天海さんだからこそ、厳しい指導もチャーミングで、現場も和みますし、なおかつ引き締まるんですよね。すごくバランス感覚に長けた方だなぁって思いました」と、ほれぼれとした表情で振り返る。「すごくカッコよかったです！ より一層ほれました（笑）」と初共演で一段と膨らんだ尊敬の念をにじませた。
第6話では、有希子と玉垣松夫（塚地武雅）が捜査のため、七海が働いている保育園に“一日保育士”として潜入する場面もあり、いつもはキリッとしたスーツ姿でクールビューティーな有希子までもがエプロンを身に着け、子どもたちに極上の笑顔を振りまきながら、警察の仕事を教えたり一緒に遊んだりする。竹馬にも挑戦するなど、いつもは絶対に見られない有希子の保育園潜入捜査ならではの貴重な一コマは要注目だ。
