京都・祇園の三つ星料理店火災で元板前を重過失疑い書類送検

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昨年5月に日本料理店から出火した火災の現場(京都市東山区祇園町南側)

 京都市東山区祇園町南側で昨年5月、日本料理店「千花」から出火し、付近の住宅など計7棟が焼けた火災で、京都府警東山署は16日、重過失失火の疑いで、同店の元板前の男性(30)を書類送検した。「間違いない」と容疑を認めているという。

 書類送検容疑は、昨年5月12日午後2時20分ごろ、同店の調理場で、ガスバーナーを使って排気ダクトの油汚れを掃除しようとした際、店舗に火を燃え移らせ、近隣の住宅を含む計7棟を焼失させるなどした疑い。

 現場は四条通大和大路交差点から南東の路地奥。近くには南座や八坂神社があり、出火当時、観光客でにぎわう一帯が煙に包まれ騒然となった。

 店は1946年創業で、飲食店や宿泊施設の格付け本「ミシュランガイド京都・大阪」で9年連続三つ星を獲得したことがあった。